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2022.03.10お知らせ
爪の構造を理解して正しいネイルケアを!
そもそもなぜネイルケアが重要なのか?皆さんご存じですか?
なんとなくですが甘皮をカットしてもらって見た目がきれいになるからというイメージの方も多いのではないでしょうか?
もちろん見た目の美しさもネイルケアの重要な要素なのですがそれだけではなく、本来のネイルケアの役割を今回は皆さんにお伝えしたいと思います!
皆さんに詳しく説明するために少し爪や周りの皮膚の構造について専門的にご説明します。
このように爪にはいろいろな名称がついているんです。
それぞれの役割や機能についてはいろいろあるのですが…今回は以下の三つについてご説明したいと思います。
A ネイルマトリクス(爪母)
爪甲(いわゆる爪)をつくる部分で、爪甲は爪母で一生作り続けられ、伸び続けます。爪の細胞を作る大切な部分で、血管と神経が通っていて、爪母がダメージを受けると爪甲に様々な影響を及ぼします。爪母の長さが爪甲の厚みを決定し、爪母が長いと厚い爪になり、短いと薄い爪になります。
→読んで字のごとく、爪を作っている部分になります。ここを損傷すると正常な爪が生えてこなくなります。よくあるのがドアに指を挟んで爪母を損傷し、それ以来爪が変な形で生えてくる…などよく耳にします。
D エポニキウム or キューティクル(爪上皮)
後爪郭の皮膚から発生して、爪甲と密着させている皮膚の部分で厚さ約0.5~1㎜程度の薄い皮です。新しく生えてくる爪や後爪郭を保護し、細菌やその他の異物の侵入を防いでいます。
E ルースキューティクル(爪上皮角質)
爪上皮から発生した角質で、爪甲の表面の根元部分に付着していてネイルケアで除去する部分です。
→D,Eをいわゆる皆さんが「甘皮」と呼んでいる部分になります。「甘皮はケアしてとった方がいい」「甘皮はケアしすぎるとよくない」両方聞いたことがありませんか?これはEのルースキューティクルは除去したほうが良い物で、Dのキューティクルは上記の通りとても大切な役割がありますのでとりすぎるとよくない作用があります。
ではなぜルースキューティクルを除去するのでしょうか?
ルースキューティクルが爪表面に張り付いていることによってこんな弊害があります!
・ 爪が薄くなる…爪母で作られた爪が上方向に伸びるのを妨げ、爪が厚くなる前に伸びることで爪が薄くなります。
・爪表面の水分量が少ない…ルースキューティクルが張り付いていることで、爪母に油分水分が届くのを妨げ新生する爪の水分量が少なくなります。
・柔軟性がなくなる…水分量が少なくなることで爪のしなりがなく衝撃に弱くなります。
・亀裂・二枚爪が起こりやすくなる…水分量が少ないことで衝撃に弱く、物に当たった際に爪に亀裂が入ったり爪先に二枚爪が起こりやすくなります。
なのでキューティクルは整える程度、ルースキューティクルをしっかりとるのが正しいネイルケアになります。正しくケアすると余計な角質がなくなったことにより、ネイルオイルなどの成分がしっかり爪母に届き、健康な爪が育つ手助けになります。
お爪の健康とてもいいネイルケアですが、最近では【インスタ映え】などを気にしてマシンなどで過度にネイルケアをするサロンも残念ながらたくさんあります。もちろん、見た目は美しいかもしれません。キワキワまでジェルが塗られている爪はとても映えますよね。
ですが、キューティクルがまったくなくなると細菌や異物が入りやすくなります。過度なネイルケアによってアレルギー物質が皮膚から吸収されてしまい、ジェルアレルギーなども発症してしまうトラブルが起きてしまうことも!
ネイルズガーデンでは正しいネイルケアで皆様のお爪を健康に導きます(*^_^*)
ネイルケアだけでのご予約も大歓迎ですので、ぜひぜひご予約お待ちしております!
また次回お爪の豆知識アップしていきますので楽しみにしていてくださいね♪
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