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2022.05.18お知らせ・ブログ
爪の色で健康状態がわかる…?!
本日は皆さまあまり気にされたことないかもしれませんが
【爪の色】についてご説明したいと思います!
爪の色ってそんなに人によって大差ないのでは?と思いますよね。
しかし、実は爪は『健康のバロメーター』といわれており、爪の色で様々な健康状態を判断することができます。
身体は生命維持に関与している部分が優先され、皮膚や髪、爪のような末端の部分は栄養が届くのが後回しにされます。そのため栄養素の不足が出やすい部分です。
健康的な爪を作るには、日ごろから栄養バランスの取れた食事を取ること、規則正しい生活リズムを送ること、ストレスを溜めない生活を送ることが大切です。
理想的な美しい爪とは、淡いピンク色に見え、全体的に艶がある状態です。また表面に凹凸がなく、適度な厚みと弾力があって立体的な爪を言います。
実際にサロンでも見かけますが、色調異常の原因は主に、外的要因と、内的要因があります。
外的要因としては
サンディングのしすぎなどで爪の傷みがひどいと、少し赤っぽくなったりすることもあります。
また冬など外気温が低い場合など爪が紫っぽく変化することもあります。
美容師さんなど染料を使うお仕事をしている方の場合は、その色に爪が染まってしまったり(^-^;
煙草を吸われる方だとニコチンの付着の影響で爪が黄色っぽく変色する場合もあります。
内的要因としては以下のような場合がございます。
白斑…ルコニキア(以前爪の病気①でご紹介した病気で爪の一部に白い点が現れる症状です)
白濁…肝硬変、慢性腎不全、糖尿病
黄白色…爪白癬、爪甲剥離症、内臓疾患、リンパ系の異常、新陳代謝の低下
青紫色…先天性心疾患、肺疾患
青白色…貧血症
緑色…緑膿菌感染
赤色…発熱性肉芽腫、爪下出血
黒褐色…金属製色素沈着、アジソン病、薬剤の影響、爪下出血、メラニン色素増加、悪性腫瘍
など原因は多岐にわたります。
爪下出血は経験されたことある方が多いのではないでしょうか?
直後は赤く、だんだん血液が酸化するにつれて黒く変色していきます。
以前抗がん剤の治療をした方に爪の色について相談されたことがあります。
その方の爪には↓のような黒っぽい線が入っていました。
また、別のがん治療経験者さんのお爪も見せていただいたことがあるのですが
濃さは人ぞれぞれ違っていましたが、皆さんこの黒っぽい線を気にされていました。
このようにたかが爪一つですが、健康状態が意外とでるものです。
色調の外にも縦筋や横筋だったり、二枚爪やしなり、硬さなど色々なことで異常がでたりします。
そんな時は必ず原因があるものです。
もちろんストレスや目に見えない要因も多いので原因を特定するのはなかなか難しいものですが、冒頭でも言った通り、規則正しい生活、適度な睡眠、ストレスをなるべくためないことが美爪への第一歩になります♪
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